通常は楽しくプレイすることができるオンラインカジノ。しかし、まれに苦情を言いたくなるような状況もありますよね。出金リクエストをしても振り込まれない時、ボーナスが付与されない時など、オンラインカジノを利用している中でこのようなトラブルに遭遇することもあるでしょう。カスタマーサポートが対応してくれれば問題ないですが、時にはそうでない時もあります。

そこでこの記事では、オンラインカジノでトラブルがあった際にどのように苦情を申し立てることができるのかを紹介します。万が一の際の知識として、これまでトラブルがなかった方でもこの記事の内容をしっかりとおさえておきましょう。

 

 

苦情の言い方

苦情の言い方

オンラインカジノはライセンスを取得して合法的に運営されています。そのため、それぞれのオンラインカジノは苦情を申し立てるための手順を提供しています。

 

ステップ1.カスタマーサポートに問い合わせる

苦情を言う際は、まずは各オンラインカジノのカスタマーサポートに問い合わせをしましょう。苦情を言う際は記録を確実に残すために、電話やライブチャットではなく、メールで問い合わせるようにしてください。そして、メールの本文にユーザーネーム、氏名、苦情の内容を記載して送信します。苦情を言う際には、具体的な日時や証明となるファイルを提出したりなど、できるだけ具体的にする必要があります。

苦情を申し立てた場合、まずはオンラインカジノによって調査が行われます。調査にどれくらいかかるかもあらかじめ聞いておくといいでしょう。

そして、オンラインカジノは調査を終えると、解決策を提示して来るはずです。その内容で満足がいけば、これで問題は解決となります。しかし、対応に納得がいかない場合は、マネージャーなどさらに上の立場の人と話すことを要求するのもいいでしょう。それでも問題が解決しない場合は、オンラインカジノではなく、他の機関を利用する必要があります。

 

ステップ2.第三者機関を利用

オンラインカジノの対応に満足がいかない場合は、より公平に問題を解決するために第三者機関を利用しましょう。苦情の申し立てができる第三者機関の代表的なものには、ADR、Group、eCOGRA、Independent Betting Adjudication Service (IBAS)

ProMediateの4つが挙げられます。これらは信頼できる機関ですが、海外の企業であるため、コミュニケーションはすべて英語となります。オンラインカジノそのものが海外のサービスであるため、このような第三者機関もすべて海外のものを利用しなければいけません。

第三者機関はプレイヤーとオンラインカジノの仲介に入ってくれるため、公平な立場から解決策を提示してくれます。オンラインカジノ側に非がある場合はしっかりとプレイヤーのサポートをしてくれるので、スムーズに問題が解決できるでしょう。

 

ステップ3.裁判を起こす

もしも第三者機関からも満足のいく回答を得ることができなかった場合、最終的な手段として裁判を起こすこともできます。

しかし、裁判を起こす場合は、確実にオンラインカジノ側に非があり、勝てる自信があるときのみとしましょう。裁判を起こすには費用が掛かり、精神的な負担も大きいため、それだけのリスクを取ってでも裁判を起こす価値があるのかをしっかりと吟味する必要があります。

 

フォーラムの活用もおすすめ

オンラインカジノでトラブルがあった際には、プレイヤー用のフォーラムを使用するのもおすすめです。フォーラムでは多くのプレイヤーとコミュニケーションをとることができるので、経験を共有したり、アドバイスをもらったりすることができます。

また、オンラインカジノによっては自社サービスに関する苦情がないか、頻繁にフォーラムに投稿されている内容を確認している場合もあります。

そのため、オンラインカジノで公平なサービスが受けられなかった場合、フォーラムに投稿するのもいいでしょう。

 

オンラインカジノに対するよくある苦情

オンラインカジノに苦情を申し立てる際には、いくつかの例があります。以下のものが苦情の中でもよくある内容となります。

 

利用規約に関して

利用規約に関する苦情は、最も多いものの1つです。利用規約にはオンラインカジノがプレイヤーに対して求めるもの、オンラインカジノがプレイヤーに対して提供するものについて詳しく記載されています。そのため、オンラインカジノを利用する際には利用規約に目を通すのが必須です。実際にアカウントを登録する際には、「利用規約に同意をする」という項目にチェックを入れる必要があります。

しかし、利用規約は非常に長く内容も難しいため、多くのプレイヤーは内容を確認せずにサービスを利用しています。これが苦情の原因となるのです。

特にウェルカムボーナスやプロモーション、賭け条件に関する苦情が多く見られます。これらには細かく条件が設定されていますが、プレイヤーはそれを理解せずに使用しているため、期待していた通りのサービスを受けることができず、不満につながってしまうのです。

この場合、利用規約に記載されている限り、オンラインカジノ側が優勢となります。そのため、不満を申し立てたとしても、利用規約の内容を確認することを推奨されるだけで終わるでしょう。

 

出金の遅れ

出金の遅れ

オンラインカジノに入金する際は即時手続きが完了しますが、出金に関しては時間がかかります。オンラインカジノによっては数時間内に手続きが完了しますが、時には1週間以上かかってしまうこともあります。

祝日を挟んでいる、本人確認が完了していない、など正当な理由があって手続きが遅れていることもありますが、多くの場合、オンラインカジノ側が手続きを進めていないために支払いが遅れます。

そのため、苦情を言うことで手続きを催促することができます。利用規約に記載されている以上の時間が経過している場合、早めにオンラインカジノに問い合わせるようにしましょう。稀に、銀行や電子決済サービスなど出金先にて問題が発生していることもあるので、入金が確認できない場合はこれらのサービスに問い合わせてみるのもいいでしょう。

 

本人確認について

本人確認について

本人確認についても苦情が挙げられることがよくあります。本人確認に時間がかかっている場合や追加の書類が必要になるなど、手続きがスムーズに進まないことに対しての不満が多く見られます。また、そもそもオンラインカジノに対して本人確認書類を提出しなければいけないことに対して不満を感じるプレイヤーもたくさんいます。

しかし、本人確認書類は犯罪防止のために必要なことであり、オンラインカジノ側も法律に従って行っています。

そのため、本人確認に時間がかかっている際は、プレイヤーは辛抱強く待つ必要があります。カスタマーサポートに問い合わせて確認作業を催促するのもいいでしょう。